小規模保育事業は待機児童対策の切り札になるのか

皆様こんにちは。9月26日に約1か月開催された市議会が閉会しました。今議会では来年度から全国的に始まる子ども子育て新制度に関連した条例や予算が議論されました。私も会派を代表してこの問題を質問しました。今回は待機児童対策についてです。

待機児童の現状は?

現在の船橋市の待機児童数は1,210人(そのうち幼稚園就学前(3歳未満)の子供たちが1,060人と約9割)。残念ながら県内ではワースト1、2位を争う状況です。下のグラフは5年間の推移ですが、市も喫緊の課題として5年前に比べて保育所定員約2,000人増にし、定員の120%を受け入れる定員の緩和も行ってきました。しかし、それ以上に保育需要が伸びており、その結果が毎年の待機児童数の増加となっています。

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大規模マンション開発などで子育て世代が増えているということですか?

学校に入る前の子供達(未就学児童)を見てみましょう。H21年:33,990人→H26年:34,360人と370人増(1%増)ですので子供の絶対数が爆発的に増えているわけではありません。大きな影響があるのは、保育園を申し込む家庭の割合です。H21年:22.3%→H26年:29.4%と急増しいます。社会全体のライフスタイルが変化し共働きを希望する家庭が増えていることが背景にあるでしょう。

小規模保育とは聞きなれませんが?待機児童対策の切り札??

来年度から新たに認可保育として位置付けられるものです。0-3歳未満児を対象とし、定員が6人以上19人以下の少人数で行う保育です。少人数の手厚い保育で子供の成長と発達を手助けるという保育の質の面、また広い不動産を必要としないことから直ちに事業展開できるという即効性も期待されています。

船橋では周辺市に先駆けて募集を始めました。10件ほどの開設を目指していますが、来年度開設見込みは2,3件ほどと振るわない状況です。小規模保育を3歳で卒園した後に必ず入れる保育園や幼稚園が無いということ、適当な不動産が無い事などがネックになっています。市としてもより仲介に動くこと必要でしょう。さらには庁舎や公民館など市の施設を活用して保育施設を誘致する、大規模マンション開発事業者に保育園の設置を促す、少し離れた地域のための保育園の送迎を行うなど、これまでの手法に捉われない柔軟な工夫で緊急に整備を行っていくべきです。


9月20日(土)9月議会報告会を開催しました。テーマは議会・行政改革などです。

参加者Aさん「離婚届が船橋でも1,000件を越えていることに驚いた。当事者は離婚後のイメージや子供への影響について情報不足になる。行政の支援が必要では?」
参加者Bさん「三番瀬海浜公園がリニューアルしつつあるとのこと、公園にバーベキュー場ができたことは良いが、せっかくある自然との調和も必要。」
参加者Cさん「議員定数削減のそもそもの目的は何なのか。賛成・反対の状況は?」
参加者Dさん「定数削減ありきではなく、市議会がどうあるべきかという原点から議論することが必要ではないか。」

【つまがり所感】主権者であり、利用者でもある市民の声をどうやって政治や行政に反映させるかという点から三番瀬海浜公園と離婚届について、一般質問で取り上げました。また議員定数削減の議論については参加者の皆さんの意見はとても冷静でした。これだけ地方議員の不祥事が報道される中でも、「削減ありき」ではなく、議会がどうあるべきかという視点での意見・ご質問が相次ぎました。今期は時間がなく検討ができませんでしたが、議会基本条例の検討などを通して、包括的に議会改革を議論していくという方向性が必要なのかもしれません。その際には民間の有識者の活用や市民アンケートを実施するなど第三者的視点を入れて議論をしていくことが大切だと思います。


つまがり事務所リレー日記

学生ボランティア

津曲さんとは大学の先輩後輩の繋がりでインターン生として受け入れていただきました。自分は将来公務員を目指す中で、「長く付き合うことになる議員さんって、何をしているんだろう?」という思いを持ちながら、二ヶ月近く活動しました。

活動の中で感じた議員さんに対しての感想を一言にすると、「バラエティ豊か」。市民との勉強会を始めとした交流や、他自治体への視察、駅頭による議会レポートの提供、そしてインターンなどを通した若者に対する教育など、実に多岐にわたる活動をしていました。どの活動に対しても、「船橋を良くしたい!」という単純だけど強い情熱を感じました。

今だけでなく次の世代のためにも頑張れる大人のモデルとして、追いつき追い越したい目標ができたと思います。


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