船橋の地方創生ってなあに?

皆様こんにちは。アンデルセン公園が日本第3位のテーマパークに選ばれたり、待機児童数が全国ワースト2位になったり、全国的に注目されてきている私たちのまち船橋。船橋のまちの将来を少し見てみたいと思います。

全国で今動いているまち・ひと・しごと

日本の人口減少は2008年に始まりました。地域、日本社会の維持のために、各地で人口ビジョンと総合戦略が検討されています。船橋は人気があり人口が増えています。しかし、何も仕掛けないのではまちの魅力を維持することはできません。将来人口推計のグラフを見ると、このままの出生率でいくと、2025年に船橋の人口はピークを迎え減少が始まります。これは空き家の増加や高齢化、地域消費が低減していくことを意味します。空き家が増えれば、不動産の価値が下がります。高齢化が進めば市税収入が減少し、行政サービスの維持が難しくなります。地域消費が低減すれば地域経済が低迷し、店舗の維持も難しくなります。

船橋市の将来人口推計

だからこそ各地で、仕事や人を呼び込む動きを必死に行っているわけです。船橋も様々なかたちで魅力をあげていけば、人口減少を15年、20年後に伸ばし、穏やかな変化にできる可能性があります。

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「西高東低」

船橋の人口は62万。鳥取県の人口よりも大きいまちです。

船橋全体では人口が増えても市内の地域的な特徴が非常に出てきます。地域によっても違って当然です。先日、市内のNPO法人の講演会で、市内の地域別の人口減少の傾向を見せていただきました。青色の西船橋、塚田、法典といった地域が増加、船取線を挟んで東側が減少という「西高東低」の状況で、ほぼ私の生活実感に近い結果でした。特に、昭和40、50年代に開発が進んだ新京成沿線沿いでは、通勤世代が減少し、電車は6両、駅は無人化も進んでいます。

単身独居の方や空き家も増えてきていると感じています。船橋市でも年内を目途に地域別人口予測を出しますので注視が必要です。

つまがりの考え「ゆでガエルになる前に」

今年、様々な地方に行く機会がありました。離島の活性化で有名な島根県隠岐の島、中山間地域でがんばっている長野県小布施町、また震災復興を必死に頑張っている女川町や南相馬市。どうすれば人が定住するのか、人口が増えるのか必死になって取り組む姿に心打たれるものがありました。船橋市議会の総務委員会などで人口ビジョンや総合戦略の骨子案を議論されているのを見ると、船橋は今、人口が増えている、だから大丈夫なんだ、という雰囲気を感じます。

また、駅やまちに立っていて、残念ながら市民の皆様の「ふなばし」、住んでいるまちへの関心の希薄さを感じます。これから超高齢地域社会を迎えますし、全国ワーストクラスの保育状況も、地域やお隣さんへの無関心なままでは限界があります。まずは市民の皆さんと現状を共有することが大切です。全国では今、各地が生き残りをかけて地域の魅力づくりのために、市と市民と地元企業などが一丸となってがんばっています。船橋全体はもちろんですが、駅単位、中学校単位くらいの地域ごとに目標やビジョンやまとまりを持つことが必要ではないでしょうか。


教えて!つまがりさん!

東北被災地の視察に行ったんですか??

この夏、4年前から関わらせていただいている仙台市荒浜地区など宮城、福島の被災地を会派「新成」のメンバーで視察・研修してきました。この地域の皆様とは、仮設住宅にもちつきに伺うなど、色々とご縁をいただいてきました。家などのがれきこそ無くなりましたが、荒涼とした土地に草ばかりが生い茂っており、震災復興はまだまだ道半ばであることをあらためて体感しました。首都直下型地震はいつ起きるか分かりません。日頃の備えや地域コミュニティの見直しや合意形成の仕方など船橋でも取組みの強化が必要です。

10月3日(土)には小規模で会派報告会を行い、被災地の状況や船橋で取り組むべきことについて、参加者の皆様と有意義な意見交換を行うことができました。この内容についても10月25日(日)のまちのお話し会でお伝えをできたらと思います。


つまがり事務所リレー日記

大人になったワンパクの声

僕らが幼少期に育った二和や八木が谷は住宅街に畑と林が残る「遊べるまち」だった。

駅前には本屋があり、スーパーの2階には、おもちゃ屋さんがあった。木に登ってはケガをしたし、どぶ川ではザリガニをつかまえた。キジやらヘビやらカブトムシやら、毎日が戦いだった。

コンビニは増えたが商店街はシャッターだらけ、川は綺麗になったが遊べなくなり、マンションが増えて空き家も増えた。店が減り、自然が減り、人も減る。せめてサッカーボールぐらい蹴りたいな。


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