船橋市議会議員 つまがり俊明 船橋一直線!

船橋市議会議員 つまがり(津曲)俊明の公式ブログです。

新型コロナウイルスと全小中学校の休校の関係

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卒業式や休校について市議会文教委員会で議論

1.2月27日の市議会と国の急な動き

2月27日(木)16時半~18時頃、市議会文教委員会にて市川市の全小中学校休校を受けて市としてどう取り組むべきか、卒業式の縮小や休校基準の保護者への明確化と周知などを要請した。

またそもそも県が示している「クラスで感染が確認されれば学級閉鎖、学年の複数の学級で感染が確認されれば学年閉鎖、複数学年で感染が確認されれば学校閉鎖」という基準で大丈夫なのかといった議論があった。

その後、委員会での議論が終わった後18時半頃に

と矢継ぎ早に報道。賛否両論や保護者からも戸惑いや怒りの声すら聞こえます。

2.船橋市の進むべき方針

今後の船橋市の動きは明日決まると思われますが、

  • 来週月曜日からの休校はほぼ確定
  • 共働きやシングル家庭や低学年など自宅で過ごすことができない子供達の受け入れのための居場所づくり、放課後ルームなどの開設

の方向で進むべきですし、その方向で行くことが予測されます。

3.船橋市の全小中学校休校はなぜ必要なのか?

全小中学校休校の判断は、感染拡大のリスクと保護者の仕事や社会へのインパクトへの影響というどちらも大切なものを比べて、どう考えるかになります。
私なりの考えを述べます。

  • 私がリアルに接している複数の医療関係者から学校は感染拡大のリスクが高いと警鐘があった
  • 毎日数百人がイベントを開き飲食を共にしている(どちらも市主催事業の自粛基準に該当)のと同じ状態が学校
  • 市川市、千葉市という近接する市で感染者が確認されており、総武線沿線の交通の要である船橋市では既に感染者がいてもおかしくない
  • 現在、子供は重篤化しないと言われているが地域への拡散性があり、高齢者や慢性疾患の人などへの拡散、重篤化が危惧される
  • 感染が拡大すれば医療現場がパンクし他の病気の治療まで手が回らない医療崩壊につながり、新型コロナウイルスにとどまらない被害が出ることが危惧される

批判も多いですが、感染拡大と重篤化を避ける、さらには医療崩壊を避け、市民の生命を守るために船橋にとってはやむを得ない措置だと考えます。

4.船橋市の全小中学校休校への悪影響をどう考えるか?

現在いただいている皆さんからの怒りの声、ご意見についての私の考えとしては

  • 休校時の子供達の居場所はどうするのか?親は仕事を休めるのか?
    • 低学年やシングル家庭や共働きなどの家庭など自宅で過ごすことが難しい子供達の居場所を学校内につくり、可能な限り多くの教室に小集団に分けて感染リスクを分散する。
  • 給食はどうなるのか、弁当は準備する余裕など無い
    • 給食施設の稼働は難しいでしょうから、学校を通して学区内の地域の飲食店からお弁当を配布(無償や一部公費補助をバウチャーのような形で検討しても良いかと)
  • 学校を休校にしても保育園や満員電車や会社勤務があれば意味が無い
    • 医療関係者からは、感染拡大のターニングポイントは、医療者・駅員・学校関係者の感染と聞いていますし、学校の早期休校による効果の話も聞きます。自治体が直接に関与できる地域の大集団である学校の休校を意味が無いと言い切るのはどうなのでしょうか?
  • 経済への影響、会社の従業員が仕事を休む、倒産などの影響が大きい
    • インパクトは大きいと思います。失業、貧困、家庭崩壊など多くの不幸が出かねません。自治体では手に負えない規模であり国として休業補償や中小企業・個人事業への支援を行い、倒産を回避する救済措置が早期に必要です。

5.皆様のご意見をお待ちしています。

以上、私としては2人の小学生の子供を持ち、多くの同年代の働き盛りの友人を持つ船橋の当事者としての現段階での考え方です。明日また市役所、市議会に行き朝から情報収集にあたりますので状況や考え方は変わり得ることをご容赦ください。是非、市民の皆様、市内で働く皆様、船橋に関わる皆様のご意見をお待ちしています。

なお、今回の国による全小中学校休校の要請は強制力がなく、国の要請をもとに各自治体が判断することになります。市外の方におかれても是非ご自身の足元の市町村がどう判断するのか、注意深く見ていただければと思います。

自分たちのまちの事は、自分達で考えて取り組んでいくしかありません。
船橋の今と未来に責任を持てるのは船橋に関わる人しかいないからです。
多くの船橋に関わる皆さんと力を合わせて、共に考え、共に困難を乗り越えていきましょう。